diary

いつも考えていること

Choose Facebook, Twitter, Instagram and hope that someone, somewhere cares

世代じゃないから、リアルタイムで追えていたわけじゃないけれど、高校生〜大学生の時に接したものたちがゾンビのように復活? いや、あの時それらは死んだのではなく、今に至るまで一緒に生きていたのだ。ex.小沢健二、そして下記2作品もまた。 『T2』 www.…

花を見る

4/1 曇っていたけど、花見に出かけた。 その前に散髪に行ったら、坊ちゃん刈りになってしまった。 さて、目黒川に行ったものの桜はまだ咲いてなかった。ミモザが立派に咲いていた。屋台やステージが設けられている場所で、雅叙園のパスタと担々麺を食した。…

この世界にいるわたしたちに行くところはもうない

アメリカによるシリアへの攻撃について考える時、シリアによる化学兵器の使用がその端緒だったとされるが、アメリカ側の様々な思惑が透けて見えるような、あるいは、実際は何の思惑もないのかもしれない…? ぼく個人がその攻撃について感じたことは、トラン…

ミシェル・ウエルベックについて

2015年に話題となった『服従』は、「フランスにイスラム政権が誕生したら」というイフを、「もはや衰退し、力を失っているにもかかわらず、フランスを代表しているつもりの鼻持ちならないインテリ層」に突きつけた作品だったが、私=日本の読者としては、「資…

シン・ゴジラについて、できるかぎり語らない感想

昨年、劇場で2回観るほど興奮し、先日はオーケストラまで聴きに行って、ついにブルーレイを買うに至り、ようやく少し感想を書きます。 とはいえ、公開時にかまびすしく語られたような考察には与したくなく、単にゴジラ対人間の活劇として面白い、と思うだけ…

映画・音楽・美術・落語の感想(3/18-26)

・SPECIAL OTHERS『SPECIAL OTHERSⅡ』 「ザッチュノーザ」の軽快さ、陽気さ、そして漂う孤独さは「誰に会う用事もなく、何をすることもない、天気の良い日曜日」を思わせる。「始まりはQ(9)CUE」はRIP SLYMEとのコラボレーション。RIP SLYMEは過去にKick Th…

婚活で結婚できるのか―やることがヤマ積み

世間からの問いかけ 今、ぼくは27歳だ。 同級生は男女問わず、結婚した人と結婚したい人と結婚しなさそうな人に分かれている。傾向として、結婚したい人の多くは女性で、結婚しなさそうな人の多くは男性だ。 結婚を人生の指標に位置付けたくはないけれど、27…

コンビニを使わないに至る過程、またははっきり言ってめんどくさい

コンビニのエロ本って誰が買うのだろう。 どうして単身者の少ない団地やマンションにエロいチラシが入れられていたのだろう。 不思議だなと思ったとしても、なぜか不思議と言ってはいけない雰囲気もまた不思議。 エロいものは子供に見えないところに置いてほ…

戦争によって失い、言葉によって取り戻すーミュシャ展『スラヴ叙事詩』の感想

www.mucha2017.jp ミュシャ展を観た。 『スラヴ叙事詩』20作がメインの本展。チェコ国外において、全20点まとめて公開されたのは世界で初めて。 ミュシャと言えば、アール・ヌーヴォーの代表、装飾性豊かに女性を描いた華やかなポスターのイメージが強く、油…

映画と音楽と本の感想

・オリバー・ストーン『スノーデン』 パソコンについているウェブカメラが遠隔操作され、室内を覗かれているかもしれない、と知ったら、急いでパソコンのフタを閉めたくなるだろう。 覗き見の犯人が国家の諜報機関だろうが、テロリストだろうが、ただの窃視…

日本はもうダメだ論の未来―上野千鶴子の炎上及び後継としての三浦瑠麗

先日の土曜日、2/11は建国記念の日で祝日。 土曜日が休みの自分としては、休日と祝日が重なってしまって、残念だった。 その日、上野千鶴子氏のインタビュー記事が炎上した。 上野千鶴子「日本人は多文化共生に耐えられないから移民を入れるのは無理。平等に…

青春の日々にこそ

『沈黙』以来、キリスト教や神について考えてばかりいるのですが、それは前に書いたものに任せるとして。 遠藤周作原作 マーティン・スコセッシ監督『沈黙』より - izumishiyou’s diary ふと讃美歌を開いたら、スラスラと歌えるものがいくつかあることに気づ…

「未来を花束にして(原題:SUFFRAGETTE)」の感想

映画「未来を花束にして(原題:SUFFRAGETTE)」を観た 1900年初頭のイギリスで、女性参政権を求めて、店への投石や爆破、ハンガーストライキ等々「言葉より行動」で動いた女性たちを描いた物語。 日本版と諸外国版とで、ずいぶんと印象が違うことで話題に。…

遠藤周作原作 マーティン・スコセッシ監督『沈黙』より

遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督『沈黙』を観た。 感想を、要点をまとめて書きたいと思うけれど、難しい。映画を見終えた後に『沈黙』や『海と毒薬』『白い人・黄色い人』等、中学生の時の推薦図書だったが、当時は流し読みしかしなかった作品を改…

『日本におけるキュビスム―ピカソ・インパクト』展の感想

埼玉県立近代美術館(MOMAS(モマス))の企画展『日本におけるキュビスム―ピカソ・インパクト』展に行った。 www.pref.spec.ed.jp 日本における「キュビスムの受容」に着目した展覧会、と聞けば、それだけでもう面白いだろうと思わせる企画力の強さを感じる。…

稀勢の里の特別さについて

稀勢の里が優勝し、横綱になることを書かない、なんてことはあり得ない。 一相撲好きの感想。 稀勢の里は不思議な力士だ。左からの強烈なおっつけで鶴竜をなぎ倒したり、白鵬・日馬富士を圧倒したりしたかと思えば、得意の左四つで大関に上がりたてだった照…

考えの異なる私達をつなぐもの―until you consider things from his point of view

成人式について、昨年も気になったことなのだけれど、結局もやもやしたまま書けなかったことを今年は書いてみたいと思う。 まずはこのツイートから。 毎年流れる「荒れる成人式」のニュース、なんかこう、この人たちにとって最高で最後に輝ける舞台が成人式…

東京とは何か、あるいはその非・特別性について、または住めば都

ぼくは兵庫県出身だ。就職を機に東京で暮らし始め、この4月でもう6年目になる。 いつまで経っても関西弁を直さないので、初対面の人には「どこのご出身ですか」とか「関西の方ですか」とか「まだ東京に来て日が浅いんですか」とか言われることがしばしばあ…

いつか女性らしさが消える日に結婚が趣味になるのだろうと思う

2016年の紅白歌合戦は、星野源の「恋」を期待して観たのですが、NHKの前々からの乗っかり具合から、出演者みんなで踊るくらいの演出があるかと思いきや、司会の相葉雅紀と有村架純がちらりと踊って、期待の新垣結衣も恥ずかしがった様子で少し踊った(かわい…

2016年を振り返って

2016年の自分のツイートを見返してみたら、ああ、こんなことがあったなあ、なんて思ったので、トピックごとにまとめた。 相撲 ぼくは2016年の目標を「土俵の充実」と定めた。 これは前年11月の北の湖理事長の死を受けてのことだったが、7月に千代の富士が亡…

2016年の朝ドラのこと

2016年を振り返ろうと、年の瀬らしいことを思った時に、なぜか朝ドラのことがよぎった。 NHKの朝の連続テレビ小説のこと。 なぜなのか自分でも分からない気がしたけれど、いや、12月26日放送の「べっぴんさん」で主人公すみれの夫、紀夫くんが朝礼だとかなん…

「私たち」の(これからの)生き方―ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」最終話感想

ここまで来たら最終話の感想も書く。『逃げるは恥だが役に立つ』について。 最終話だけでも、もう3回観ている。 「これからも物語は続く」終わり方で、ぼくの生きる日常とつながっている感覚がしっかりとあって、ぼくはこういう物語の余韻が大好きだ。 ぼく…

胸が痛くて死にそうだ―ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」10話感想

「逃げるは恥だが役に立つ」の10話の感想。 平匡目線であらすじを言えば、 ついにみくりと結ばれた平匡。二人の関係はラブラブ。しかし、会社が経営危機になり、平匡はリストラされることに。平匡、それを機に、事実婚ではなく、ちゃんと入籍しようとプロポ…

あなたはマドンナ―ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」から

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を熱心に見ている。「問題のあるレストラン」と同じくらい熱心だ。 「問題のあるレストラン」と少し違うのは、友人と「火曜が楽しみで仕方がない」などと話せるところだ。 「問題の~」は、ツイッターで同じような考え方の…

もの見る力

円山応挙展を観に行った。 www.nezu-muse.or.jp 12/18までならもう一度行こうか、なんて思ってホームページを見たら、しれっと「国宝「雪松図屏風」、重要文化財「雨竹風竹図屏風」、「木賊兎図」、「龍門図」、「鵜飼図」等の展示は終わりました」などと書…

一瞬の永遠ー「聖の青春」を観て

映画「聖の青春」を観た。 面白かったけれど、興奮しながら他人に勧めるほどでもない。シン・ゴジラはその点、興奮して、口角泡を飛ばし*1勧めたくなったから、振り返っても恐ろしい。 シン・ゴジラは置いといて、聖の青春。 satoshi-movie.jp 村山聖という…

理性的?な選択ーアメリカ大統領選挙の結果

アメリカの大統領と言えば、自分にとってはブッシュ(子)とオバマだった。 ぼくの記憶が明確にあるのは、2000年代からなので致し方ない。90年代って誰が大統領だったの?って感じである。え、あ、それがクリントン(夫)とブッシュ(父)だったのか…。 それは…、…

「共有」のエンターテイメントー雑誌「BRUTUS」の漫才特集から

エンターテイメントは、その時代を生きる人々の想像力の最先端だ。 以前、お笑いやテレビ番組について、そんなようなことを書いた。 その時はジャルジャルやアルコアンドピース、有吉の大喜利から「本音」がトレンドで、笑いが作り出してきた虚構が告発され…

It's not your faultー電通の労災から

電通に入社して1年目の女性が自殺し、それが月100時間を超える超勤による労災として認定された。 www.asahi.com 問題は長時間労働だけでなく、パワハラやセクハラもあるようだが、真相は分からない。 ぼくはこの国の労働は大雑把に2つに分かれると感じてい…

どうして抱かなきゃならなかったのか?

映画「SCOOP!」を観に行った。 予告編を見た時にこれはチャラそうだな、面白そうだなと思ったのがきっかけなのだが、本音を申し上げて期待外れだった。 期待外れだったと言うだけで感想を書く気はなくて、「これは許せない」という点があったので、感想を書…