相撲とラグビーを観なあかんので忙しい。
相撲。
主役は御嶽海。審判部、伊勢ヶ濱親方からは全勝優勝で大関という「そら無理やろ」なお題を出されるもの九連勝。負ける気がしない、かちかちに硬い相撲、という具合。玉鷲に勝ったところがすごかった。北勝富士戦での1敗はなんとも。左のおっつけがよかった…。
序盤の盛り上げ役はやはり宇良。貴景勝との取り直し、照ノ富士との動きある相撲。見所を作ってくれた。
しかしなあ、正代戦でのあれはまず間違いなく脳震盪ですから。少しでもスポーツ指導に携わったことのある人間なら、きっちり休ませる事案である。このあたり、相撲の特殊性が出る。医者にかかってなければ、病気ではない、という対応はいただけない。大事を取らせるのが基本だろう。もちろん、角界の人間であれば、「ちょっとくらいの脳震盪、横綱大関戦のためなら我慢じゃ!」という気持ちになることも大いにわかる。難しいところだ。
貴景勝は途中休場、正代は七日目に相撲を忘れて思い出せなくなるなど、大関陣はハプニング続き。まあ、そういう時もある。いづれ復活するのだから放っておきましょう。
注目は先場所から引き続き阿炎、そして豊昇龍。二人とも後一歩大きな相撲を取れば上位定着はすぐだ。小技を使わずに勝てるようになる瞬間が待ち遠しい!
阿炎は優勝争いに絡み、いきいきしている。やっぱり賜杯は力士を輝かせるんである。
幕尻王鵬も注目。大きな体をしっかり使えているので楽しみ。十両の北の若もいいですね。主観でありますが、顔が良い!
そして横綱照ノ富士。かっこいい化粧廻し。マジでカッコよかった。全勝かと思っていたので、2敗は意外。膝の痛みがないといいのだけれど。
続きましてラグビー。
毎週毎週試合するのはやめてくれ!
ディビジョン1を全部見ようとするこっちは大変なんだぞ!
という意味不明な怒りはさておき。実際、できたら平日にも試合してもらいたいですよ。土日が忙しくて死にそうなんです。
今年もクボタに注目だ。初戦となったNTTコミュとの試合ひとつからでさえ、チームとしてのフィロソフィーを感じる。強かった。
そして今年のもう一つの注目はキヤノン! こちらもまたチームとしてのまとまりが感じられた。これまであまり順位を上げられなかった印象がガラッと変わり、どこまで食い込めるか、というような強さ。
NTTコミュもよい。ファラウをどこまで活かせるか。
そして大大注目はサントリー。ダミアン・マッケンジーはすでに大暴れ。サム・ケレビなどのスターはもちろん、それに釣られらようにチーム全体のレベルが高くて頭抜けている。
まだ試合のできていないパナソニックの状態が気がかり。
神戸製鋼、東芝、NECはここからどうチームとしての調子を上げていくのかを見ていきたい。ドコモ、リコー、ヤマハ、トヨタ、どう暴れてくれるか。
長丁場なので、ある意味捨て試合があってもいいと思う。そのかわり、勝つべき試合で貪欲になること。
しかし癖で企業名で呼称してしまうな…。そのうち抜けるでしょう。