Nu blog

いつも考えていること

日記

いろいろありまして、前から買いたいぞーと思ってたら本をたくさん買ったんです。

といったラインナップ

我ながら良い本ばっかり買ったなあと自慢したい気持ちです(だから書いた)。

そんなように本を読み読みしてるなかで、久々に山頭火を読んだ。「ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯」という句があって衝撃。素敵な湯だ!温かくて人がたくさんいて、和気藹々としているんだろう!入りたい!

さて、話は変わって日本のラグビー、リーグワン初年度もついに大詰め。決勝はサントリーvsパナソニック。昨年度と同じカードである。マッケンジー擁するサントリーと場を支配する男・堀江の控えるパナソニック。もちろん両チームともにタレント揃い、中村亮土やケレビ、尾崎など、マッケンジー以外も見逃せない。パナソニックのコロインベテや山沢(兄)、竹山にも注目だ。本割ではパナソニックが勝利したが、その頃からチームのコンディションは大きく変わった。どのような結果になるかは開けてみないとわからない。勝負は後半最後の5分と予言しておこう。そうなってほしい。

と言いつつも私はクボタを応援してきましたので、パナソニックに対しての2連続の敗北が辛かった。クボタの魅力はハードな肉弾戦。多彩な攻撃のバリエーションではないからこそ、その一点にもっと力を注げられれば、もう少し善戦できたように思うが、パナソニックの鉄壁のディフェンスを前に、脆くも砕け散った感が否めない。途中からマルコム・マークスが離脱した影響もあるだろう。しかし来季に期待する。その前に、日本代表としての立川理道や根塚、ファンデンヒーファにも期待したい。

そう、来月からは日本代表が始動する。楽しいぞ、ラグビー

一方、孤軍奮闘の照ノ富士とまだまだ群雄割拠な関脇以下、そしてみんなで地獄みたいな星取合戦を繰り広げた大関陣という状態の大相撲。

白鵬の座布団に座るためだけに十四日目に行きましたよ。椅子席の一番後ろで見ていたのですが、枡席のお客さんはマスクを外し、酒を飲み、大声を上げ、やりたい放題。あの無秩序が戻ってくるのかと思うと、やりきれない思いがする。

話変わって、美術鑑賞。森美術館Chim↑Pom展行ってきましたが、なんだかなー、という感じ。あれを「素晴らしき現代アート」として受容する若者たちを見ているとなんとなくゾワゾワする。回顧展なわけじゃ無いから致し方ないものの、あの露悪的な態度を正統な現代アートとして見せてしまっているような展示になってないか。私としてはChim↑Pom現代アートの鬼子だと思っているのだが……。十年一昔、前衛に取り残される私である。

そして、シン・ウルトラマンを見た。ゴジラは人間対怪物の直接対決。ウルトラマンは人間代理の巨人対怪物。人間代理を挟んだせいで、なかなか物語が進みにくいわけですね。だからだろう、直接対決となったメフィラス星人との居酒屋トークや、ある意味直接対決なゾフィーとのやりとりはエキサイティングだった。ゼットンはちょっと……、大きかった。辞典類などを読み漁る斎藤工の不気味さを、下手に長澤まさみで緩和せず、際立たせても良かったのでは。仮面ライダーは人間対悪の組織という、社会を場とした展開となるため、庵野監督の采配が光ることは間違い無いだろうと期待したい(シン・ウルトラマン樋口真嗣監督)。

さらに、柴田聡子のアルバム『ぼちぼち銀河』がリリースされた。「雑感」や「サイレント・ホーリー・マッドネス・オールナイト」といったシングル曲の素晴らしさは周知のこと、「ようこそ」や「旅行」などライブで聴いたことのあるものがさりげなく配置されていて、歓喜。そして白眉は表題曲「ぼちぼち銀河」と続く「24秒」。特に「24秒」はマイケル的な、ジャクソン的なリフに乗せて小気味よく進む名作。歌詞を読まず、歌われる言葉を聞いて、少しわからないくらいを楽しんでいる。「あの人の生まれ日と今日を足したら24になったってきれいに導かれた」と言ってるような気がするが、全然よくわからないけど、すごくいい。明日になったら25ってわけじゃない。今日24なのがきれいな導きなのだろう気がする。「もうちょっとまって、もすこしまって、24秒だけ数えて」と歌われて、とりあえずノックアウトされている。ライブが楽しみでならない。

というわけで五月も終わり。2022年、ゆっくり進む。