Nu blog

いつも考えていること

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

広瀬姉妹写真展

随分前になるが(東京マラソンのやってた雨の日)、川島小鳥と藤代冥砂が広瀬アリス・広瀬すず姉妹を撮った写真展をやっていると聞きつけ、観に行った。 藤代冥砂と言えば、「月刊」シリーズももちろん、私の中では「最前線」である。「vol.1」とあるが、私の…

柴田聡子『がんばれ!メロディー』

「春らしく」明るく朗らかな曲調だが、「春らしく」どこかさびしみも感じるのである。 というのも歌詞を読むだけでも、結婚生活は楽しいばかりではないようだし(「結婚しました」)、二人の間は広がってゆくし(「ラッキーカラー」)、寝ても寝ても疲れてたり(…

戦争について考えない

徴兵制に関する三浦瑠麗の理屈が私は好きだ。 軍人と市民が明確に二分されていると、市民が軍に対し戦争を求めるハードルが下がり、むしろ戦争が起きやすいのではないか。で、あれば、徴兵制を採用し、市民を当事者にしてしまおう、という理屈。 大変、腑に…

グリーンブック

黒人のインテリ天才ピアニストと白人のガサツな用心棒兼ドライバーが黒人差別の根強いアメリカ南部を旅するお話。 車の色、ドン・シャーリーの服装、画面の色味が可愛らしい。 そして上質なコメディである。 ピザを半分に折って食べたり、フライドチキンの骨…

星野源を観る

三月頭に星野源のライブに行った。 訳あり席というのか、ステージが全て見えない席というのが発売されたので、抽選に申し込んだらすんなりチケットが取れた。ドーム公演のキャパはすごい。 足の小指を折っていたので、座っての鑑賞。周囲も同じ訳あり席仲間…

骨を折る

二月末に足の小指を骨折した。 幸いショボい骨折だったので、一ヶ月弱添え木(シーネ)を当てて過ごしただけで済んだ。 折れてない左足は革靴、右足は素足に包帯、そしてサンダルという不思議な格好で過ごしたので、すれ違う人皆に声をかけられ、治った際にも…

死刑について

「無限回廊」という重大犯罪の詳細をまとめているサイトがあって、高校生で、帰宅部だった私は眠れない夜などにたくさんの事件のあらましをそこで知った。 理解しがたい人間の狂気や死ぬこと、殺されること、服従すること、尊厳を失うことに怖くなって余計に…

死にかけの朝

しんどい…、みたいな日がある。 体が重い、嫌な案件が待っている、そんな日。 そんな日にはBelle and Sebastianの「Get Me Away From Here, I’m Dying」を聴きたい。 「ここから遠くへ連れてってくれ、おれはもう死にそうなんだ」と歌うのだから、うってつけ…