あまりにも毛がふさふさなピカチュウだったので、思わず観に行ってしまいました。
お話は、ポケモンと人間が共生する社会の中で、父子の関係を軸に展開していく、というもの。非常にオーソドックスな印象の物語で、スピーディに展開していき、ストレスがなかった。
あ、まあ、よく考えたら、ストーリーに変なところはあるんですが。
たとえば、ピカチュウはRの煙を吸っても大丈夫なのはなぜかとか(たぶん、融合しているからだとは思うけど)。あるいは、融合しているのはなぜかわかったけれど、なぜピカチュウだけ人間の言葉を話せるあるいは主人公にだけその言葉を聞くことができる状態なのかとか(融合したコダックやその他のポケモンらは話せない様子だった、もしかして肉親なら話せた、あるいは聞けたのでしょうか)。そもそも、あのおっさんはポケモンと融合して、何をしたいのかとか(人類補完計画的みたいな感じで、よくわからなかった・・・)。
まあ、細かいことはどうでもいいでしょう。世の中に不思議なことはたくさんあるので。
謎に迫る記者役の俳優さんが、売り出し中若手俳優って感じで、いい。
竹内涼真がちらっと出てくるのも面白い。
背景に出てくる日本語やエンドロールのアニメーションなど、日本ファンへの目配せがしっかりあるのも嬉しいところ。
そういえば、ピカチュウが歩かされるときに「一日一万歩歩くようにしてるんだ」みたいなことを言ったのにも笑った。いつでも一緒かよ。
そういえば、エンドロール後すぐ明るくならず、なぜかアニメ版ポケモンの予告が再度挟まれた。散々ミュウツーが暴れまわった後でアニメ版「ミュウツーの逆襲」を流されると、さすがに「いや、もうお腹いっぱいやわ」という感じ。