六月は毎年のように体調を崩す。今回ついにコロナに罹った。38〜9度が4日間程度続き、つらかった。ほとんど記憶がない。
発熱はおさまっても、鼻水と咳が止まらず、さらに数日辛かった。罹っちゃったらしかたないとしか言いようがないけれど、こんなにつらいとは聞いていない。
コロナ後遺症も怖かったのだが、一週間、咳と鼻水が止まらなかっただけで、その後はとくになにもなくなった。ぼんやりするとかそういうこともない。
様々な症状があるから、何を見ても聞いても頼りにならないという気持ちになる。なんというか、まだまだ新しい病気だから、共感や安心をさせてくれないのだなあとおもう。
そんなことで二週間ほど棒に振り、活動量も低下。
なにもしていないなー、という気持ちである。
で、恢復してから、アーティゾン美術館のアブストラクト展、Play!Museumのエルマーのぼうけん展、国立新美術館のテート美術館展へ行く。アブストラクト展は作品数がたっぷりでちょっと疲れてしまった。エルマーのぼうけんはグッズが最高、展示の演出もかわいらしく、必見と言いたい。テート美術館はいきなり「ひかりあれ〜」みたいなおじさんの絵があってバカ受けしたが、まじめそうな方が多く、あんまりそういうムードではなさそうで、静かに見た。ターナーもあるし、ロスコもあるし、光ってんなーって具合でよいです。そうそう、アーティゾンでもみたモホイ=ナジという人が気になる。なんなんだろう、いままでちっとも見たことがなかったのに、立て続けに見た。ブーム?
そういえばトーハクの古代メキシコ展にも行ったのだった。罹患前で記憶がすっ飛んでいる。古代メキシコについてわかるというより、より謎が深まる感じでワクワクしました。あと、メキシコとは別にやっていたVR土偶という謎の企画がなかなか面白かった。別料金のため要注意。
外の暑さと冷房の冷たさでしんどいが、日々ぼんやりとたのしんでいきたい。