Nu blog

いつも考えていること

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

DYGL「Songs of Innocence & Experience」

なんじゃ、このかっこいい音楽は! ギターがバリバリ鳴っていて、カッコいいの一言である。 ファーストアルバム「Say Goodbye to Memory Den」に対して どことなくベルアンドセバスチャンのよう。や、ビートルズかな。けど、XTCの初期のようでもある。むむ、…

サカナクション「忘れられないの」

サカナクションが新しく出したアルバムが良い。というか、その中の新曲「忘れられないの」が良い。 80年代音楽番組風のMVに表されるように、音も80年代を意識したムーディな作り。「新宝島」の時から、懐メロ的歌謡曲への目配せというか、アップデートという…

2019参院選について考えたこと

選挙を営業にたとえてみれば、B To Bの営業をやってる自民党と熱狂的なファンを抱える公明党に対し、野党はB To Cで、一票一票積み重ねるより他なく、どれだけSNSが盛り上がろうと薄利多売だから、結果思いのほか利益が上がっていない。 ある一人の人がどの…

「目の見えない人は世界をどう見ているのか」

一番大切なことは「4本足の椅子から、一本足を抜くのではなく、元から3本足の椅子を想像すること」である。 視覚が奪われている状態に同情するのではなく、視覚がない状態が「通常」の場合の感覚を知ること。 トイレ内の地図を表す点字が正解なのか、テープ…

郭沫若について

タモリ倶楽部で「よだれ鶏」の回があった。 「よだれ鶏」の名付け親は、郭沫若という作家らしい。当然のように紹介して「誰やねん」というツッコミが発生。 なんとなく気になって調べたら、これがなんか酷い人なんですよ。 検索して出てきた論文の冒頭には「…

映画

・マトリックス この映画、こんな面白かったんですね。幼き頃に観て以来だったので、諸々忘れてました。ラスト、扉を選ぶシーンがあったような気がするのですが、あれは「リローデッド」ですか、そうですか。 ロングコートに二丁拳銃、壁を蹴上がって飛び回…

「腐女子、うっかりゲイに告る」

「トクサツガガガ」に続き、NHKがまたいいドラマを作った。 「腐女子、うっかりゲイに告る」である。 「ひよっこ」で豊子を演じた藤野涼子がBL好きの腐女子を、そしてその腐女子が恋する同級生を金子大地が演じる。 タイトルがミスリードを誘発しているのだ…

相対性理論と集団行動

ポップ・マエストロ、真部脩一。 相対性理論の初期作品、特に衝撃的なファーストアルバム『シフォン主義』、そしてセカンド『ハイファイ新書』を作った人である(『ハイファイ新書』の作詞作曲は相対性理論名義)。 『シフォン主義』はすごかった。「スマト…

柴田聡子LIVE

柴田聡子のワンマンライブに行った。 MCなしのぶっ通しで、柴田聡子のいい意味での「頭おかしい」ところがたっぷりであった。CDで聴いているだけではわからない凄みである。 相対性理論が素っ気なさによってあえてサービス精神を廃していることを思い出せば…