Nu blog

いつも考えていること

DYGL「Songs of Innocence & Experience」

なんじゃ、このかっこいい音楽は!
ギターがバリバリ鳴っていて、カッコいいの一言である。
ファーストアルバム「Say Goodbye to Memory Den」に対して
 
どことなくベルアンドセバスチャンのよう。や、ビートルズかな。けど、XTCの初期のようでもある。むむ、ザ・クラッシュっぽくもある。というか、ストロークスの音も感じるぞ。つまり、クラシカルなロック。わー、べた褒めだなあ。好きなんだけど、どはまりしないのは「そこにいる人」感がないからかなあ。ま、いつか、ぼくの準備ができた日にはもっとよく聴くことになるでしょう。
 
などと評していたのですが、その言葉通り「準備ができた日」が来たようである。
前作同様、クラシカルなロックだ。
ガレージロックの要素が前面に出ているようで、ビートルズ的初期ロック、パンク、ポストパンク、サイケといった様々な要素を含め、内向的になりすぎない、かといってナイーブでないわけではない、開かれつつ個人的な、現代的な感覚の音となっている。
前作よりも、生きている身近な、時代を同じくする音となっているように思う。わー、ベタ褒めだなあ。
「As she knows」には「God only knows」や「winding road」など、勝手気ままな抽出かもしれないが、どこか過去の名曲を思わせるような歌詞が散りばめられている。これを偶然と思えない私である。
 
ところで最後の曲「Behind th Sun」はかせきさいだぁの「夢の夢の夢の夢」などを思い起こさせたのだが、如何。
 
フジロックでのアクト、YouTubeで見た。とても良かった。