Nu blog

いつも考えていること

インターネットの思い出

昔のインターネッツは、などと回顧的になるほどでもないかも知らんが、二〇〇五年頃っていうのが自分にとって「昔のインターネッツ」である。

その頃、ツイッターは影も形もなく、ミクシィが出てきた頃で、しかし十八歳未満は使えなかった。ブログが流行ってて、私もYahoo!ブログをやったりした。ブログ村というランキングサイトが全盛期で、現代詩カテゴリーか何かに登録してた。思い出すほどに恥ずかしい。

RSSとかに詳しくなかったから、見たいページをブックマークに入れて、日々チェックしていた。毎日一回アクセスするが、大抵更新されていない。その頃よく見ていたサイトだったりが、二〇一〇年を境に、ツイッターで拡散されて本を出したりしたなと思う。

エロいページへの行き方がわからなかったから(十八歳未満アクセス禁止をちゃんと真に受けてたから)、リンクをたどって、個人ホームページで細々と書かれているややエロい小説に行き着いたりしてた。こういう時でも小説とか文字メディアに辿り着いてしまうのは、生まれ持った性なのだろう。 ちょっと詳しい奴なら、ウィニー的なファイル共有ソフトでアダルト動画を得ていたのだろうけど。

ワードで小説を書いてみたりしていたのもその頃だ。おかげでタイピングができるようになった。そうだよなあ、結局インターネットを見ている時間より、ノートに何か書いたり、本を読んでいる時間の方が長かった。今はスマホを見ている時間の方が、何の時間よりも長いだろう。 

このほどリリースされたリリカルスクールのアルバム『BE KIND REWIND』内「大人になっても」

あたしのガラケー ブクマにモバゲー

一生懸命作ってたホムペ 何年生の頃だっけ

と歌われていた。さすがに小学生の頃は教室に一台だけパソコンがあったくらいで、さほど触ったことがなかったなと思う。携帯電話も、中学三年生からだ。

小学生から、何か発信する手段を持っているというのは、良いことだなと思う。内に溜めすぎず、いろいろミスりながら、上手に生きていってほしい(みんな!)。