Nu blog

いつも考えていること

剃毛論

銭湯・サウナへ行くと、同性の皆様と鉢合わせる。当たり前だけど。

さらに当たり前なことに皆一様に裸である。たまにお絵描きされた身体をお持ちの方もいらっしゃるが、概ね単なる裸である。身体とは個人の所有物であるため、筋肉で引き締まった身体をしている人もいれば、太鼓腹の人もいるし、手術跡の壮絶な方や大きなおできのある人もいる。

そうジロジロ無遠慮に見るわけにはいかないから、これらは一瞥した際の印象である。

私はひょろりとしており、脂肪もないが筋肉もないので、たぶん人々の印象になど残っていないだろう。ひょろひょろ。むしろ、どんな印象を持ったか、教えてほしいくらいだ。

さて、そんな中で最大に気になることが一つある。

毛である。

男性は(といっても女性の浴室に入ったことがないが)、総じて毛量が多い。頭髪ではなく、股、脛、腕、脇、胸、腿、尻、甲など。

医学的な理屈もあるだろうが、剃る文化がないことが、総毛量数増加の一因と言えよう(なんのこっちゃ)。

剃る剃らないは男女関係なく個人の自由である。男性の多くは、毎朝髭は剃る。文化的社会的に髭は剃らなきゃならないからだ。反対に女性が脇毛を剃るのも文化的社会的な理由あってのことだ。無論「文化社会関係なく、私は私が剃りたいから剃るのだ」という内発的な欲求から剃毛されている吾人もおられるだろうが。

 

で、ごちゃごちゃ書いたが、ちょっと提言したいのだ。

男性の皆様、股、脛、腿、脇あたりの毛を剃ってみるのはいかがでしょうかと。

 

美醜の問題ではなく、単に邪魔ではなかろうかと思うのだ。

サウナで汗をかく。毛が汗の流れを邪魔する。水が溜まるから、余計に体を拭かなければならない。

多少毛を剃ると、サウナで汗かく感触が心地よく、湯上がり等に水滴を拭うのも楽なのだ。

全部ツルツルに剃ろうとは言わない。時折、テキトーにだいたい剃ってみたらいいのである。剃らずとも、伸びた毛をざっくり切って整えてみる程度でも効果はある。

恥毛などがひょろりと長いのは邪魔だ。脇毛に汗が溜まるのは不快だ。脛・腿の毛でズボン内の湿度が上がるのは嫌だ。

と私は思う。

 

かつて恥部周辺のみブラジリアンワックスをしてみたことがある。

あたたかーいジェルみたいなものを塗られる。奇妙な感覚だなーと思ったその時、テープを貼り付けられ、ハッとした刹那、一閃ビリッと剥がされる。

感覚とは奇妙なもので、痛みではなく熱さを感じた。たぶんあたたかーいジェルのせいと思われる。めちゃくちゃ汗をかいた。拭かれるぐらい汗をかいた。熱かったなあ…。

結果、めっちゃツルツルになるし、チクチク感もないし、ぷるぷる、ぷにぷにになる。素晴らしい。

いいのだけれど、お店でやったのでけっこーお金を取られた。検索等してみるに相場ではあったが、高いなと思った。

そして自分でやる気にはならない。

なのでその時の一回きりである。

 

なんせ、毛は不要と思うのである。機能的に。

ぜひご検討願いたい。