「逃げるは恥だが役に立つ」を借りてきて見返した。1年前のドラマ、なのか(2016/10/11-12/20)。そんな感じがしない。ずっと前から知ってたような、つい最近終わったような、そんな相反する感覚がないまぜになってぼくの中にある。
誰かが返却した直後なのだろう、店員さんがそれを並べ直したすぐそばから、奪うように借りたのであった。素晴らしいことに1巻あたり100円で借りられた。
見直して気づいた/思い出したことなどを以下に。
・1話〜4話までの平匡の卑屈さ、見返すしんどい(必要な演出とはいえ)
・3巻に収録されている5話、6話(ハグの日と新婚・社員旅行)が至高
・Eテレの「おれねこ」パロディ(覚えてなかった)
・6話:帰りの電車で、みくりは「手を繋いでください」と迫った時の想像をし、きっと平匡は「仕方がなく」困った顔をして手を繋いでくれるだろうと考える。しかし、実際は平匡は「仕方なく」なんてことなく、みくりと手を繋ぎたいと考えている。それとともに、2人とも「あと一駅、帰りたくない」と思っている。これは沼田さんがゆりちゃんに「仕事の半分は仕方がない、もう半分は帰りたいでできている」と言ったことに対応している。つまり、2人の気持ちが「雇用主・従業員の関係」=「仕方がないと帰りたいでできている仕事」ではないことを示している。
・4巻〜5巻(7話~10話)の冬感とキュンキュンする展開
・風見さんの重要性(「自分ばかり見ている彼女に何を言えばよかったのか」等々)
見返しても深い感動に包まれる。楽しい。なんだかそれ以上言うこともなくて…。
また来年の同じ時期に、もう一度見ようと思う。
過去に書いたことは以下。