Nu blog

いつも考えていること

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大運動会について

いまさらオリンピックのことについて書きたい。 東京2020のこととしてはそこまで書きたいことはない。新種目の中でもスケートボードとクライミングは大変おもしろかった。スケートボードの緩やかな祝祭的ムード、自分がどうありたいかという生き方としてのス…

スケッチ(欲望の形)

中央線に乗りながら松任谷由実の中央フリーウェイを聴いていた。出だしに流れるびゃ〜〜んという謎の音。車だからか、電車よりも少しゆっくりとしたテンポで曲が進む。ネオンサインやトロピカルツリーなど、わたせせいぞう的おしゃれさが思い浮かぶ。私にも…

本谷有希子『あなたにオススメの』

本谷有希子『あなたにオススメの』はなんだか毎日に苛立っている皆様に送るディストピア小説集である。 体内にマイクロチップや電子機器を埋め込み、常にオンラインで繋がることが普通の社会を描く近未来SF「推子のデフォルト」と高層マンションの最上階に住…

スケッチ(DESTINY)

松任谷由実のDESTINYを久々に聴いた。ストリーミング配信の、無料体験に登録して、何を聴こうか悩んだ時に、松任谷由実と検索していたのだ。 軽快なイントロに思わず頭を揺らしてしまう。ユーミンが歌い出して、かっこいいギターがジャガジャーンと鳴る。「…

大相撲

七月場所、おもしろかったですねえ。本当に面白かった。え? 今頃? はい。いまさらです。オリンピックよりも相撲。日本人たるもの一年中相撲のこと考えてるでしょうが。さてはあなた反日的な人ですか? むちゃくちゃな言いがかりからスタートしましたが大相…

スケッチ(熱狂)

湯島がオリンピック選手が名前を呼び上げられた時のようにTシャツに書かれた「ATARAYA HIGH SCHOOL」の文字を人差し指でなぞったので笑ってしまった。 「なんよ」と湯島が不思議そうに言うので「かっこよかったで、いまのん」と僕は矢島の肩を叩いた。ふん、…

『サムジンカンパニー1995』

映画『サムジンカンパニー1995』を観た。 1995年の韓国、グローバル化を進める財閥企業で働く高卒女性社員たちの物語。高卒女性社員は、大卒の補助扱いで、彼らのためにコーヒーを入れたり、買い出しに行ったり、クリーニングを受け取ったり、雑用係。でも、…

スケッチ(路上喫煙)

マンションの脇にある階段は、確かにこのマンションの敷地ではなく公道だから、毎週水曜日と金曜日の20時頃に、小太りのおじさんがタバコを吸っていても、この地区には路上喫煙を防止する条例がないので、何の問題もないと言えばなんの問題もないのだが、マ…