Nu blog

いつも考えていること

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『〈民主〉と〈愛国〉』

むむ。『単一民族神話の起源』や『1968』と違って、何だか難しかった。 目的は「民主」とか「愛国」とか、「国家」や「民族」、「市民」や「国民」のような、現在も使われる言葉がどのように変化していったのか、という「戦後の言説を再検証」することである…

スケッチ(スワイプ)

金曜日の夜、友人らと飲みながら、ふざけてダウンロードしたマッチングアプリを、日曜の夜に開いた。その時は運転免許証が要るとか、登録する写真がどうとか、そういう手間がいろいろあることを教わって、「わかったわかった、また後でやるから」と皆を宥め…

『花束みたいな恋をした』の荒ぶる感想

絶対に自分語りはしないぞ、と心に決めつつ、これから100%自分語りをしてしまう共感力。 そう、『花束みたいな恋をした』を観てしまった。期待してた以上の強さ。死んだ。泣いた。隣に座る妻がドン引いていた。菅田将暉(またはオダギリジョー)を観に来て…

スケッチ(繰り返される)

「えっ、山村さんが絡んでんの? そりゃ仕方ないな、なあ」 と部長が呆れたような笑いを浮かべて、こちらを見たので、そうですねえ、と俺も口の端で笑って同意した。山村さんのことはよく知らなかったが、部長のその反応をとらまえて、とにもかくにもお追従…

言葉について

東洋経済に「なぜ地方出身者は東京に「染まる」のか」という論考があった。 東京大学大学院経済学研究科の佐藤泰裕氏による「社会的同化という問題を帰属意識変化の観点から分析」した研究の簡単なまとめらしい。 社会的同化にかかる帰属意識変化については…

スケッチ(独身)

風呂に入りながらスマホをいじっていた。TwitterやYouTubeをダラダラ眺めるだけ。半身浴の肩に汗がぷっくり浮いて、風呂の水面に向かって落ちていく。 ザ・ギースのハープ動画ばかり見てたら、どこかの音大生のハープ動画までおすすめされ始めて、見てみるけ…

小熊英二『1968』

年末年始で読みました、2009年発刊の本書。上下巻あわせて2000ページ。 学部生だった時の話題の書で、ゼミの先生の本棚に鎮座していたのを思い出す。 前年若松監督の『実録・連合赤軍』を観ていた私は、教授との話のネタにした。詳しいねえとか言われながら…

スケッチ(スマホにパスモ)

スマホにパスモを入れた。 スマホを忘れたら電車に乗れないじゃないか、と思ってたくせに、広告を見ていたら気になって、手続きとか難しいのかなと思って検索していたら、そのまますんなり手続きしてしまった。 俺にはそういうおっちょこちょいなところがあ…