Nu blog

いつも考えていること

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

相撲

星野智幸の『のこった もう、相撲ファンを引退しない』を読んだ。 のこった もう、相撲ファンを引退しない 作者: 星野智幸 出版社/メーカー: ころから株式会社 発売日: 2017/11/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る かつ…

『断片的なものの社会学』 道端に落ちている小石を適当に拾い上げ、たまたま拾った石をじっと眺める。 その「とりたてて特徴のない小石」の、色や通夜、表面の模様がくっきりと浮かび上がって世界にたったひとつの「この小石」になる瞬間。 それだけでなく、…

無題

人気ロックバンド「RADWIMPS」が6月6日にリリースした新曲「HINOMARU」の歌詞が波紋を広げている。「この身体に流れゆくは 気高き御国の御霊」「さぁいざ行かん 日出づる国の御名のもとに」といったナショナリズムを高揚させるような言葉が散りばめられてい…

映画の感想

公開中の『孤狼の血』、テレビで放映されていた『日本統一1・2』、『Shall we ダンス?』を観て、思うところがあった。 そもそも、映画が警察=公権力を描くのは、自分は違うと思うのだ。たとえ、型破りな刑事を描くとしても。 というのも、映画というか、芸術…

山本義隆『世界の見方の転換』

www.msz.co.jp 山本義隆『世界の見方の転換』を読んだ。 『磁力と重力の発見』『一六世紀文化革命』に次ぐ近代科学誕生史を締めくくる第3部(といってもその第1部と第2部は読んでないです…)。 「天文学の復興と天地学の提唱」「地動説の提唱と宇宙論の相克」…