Nu blog

いつも考えていること

日記

雪佳展を見る。

芳中の、あえてとぼけたかわいらしさとは異なり、雪佳はきちんとオーダーにこたえる仕事人なんだろうなあと思う。かわいいの前にちゃんとしてる、が来る。

 

映画『ドントウォーリーダーリン』を見る。助走が長い!もっとヒントになる映像がほしい!ていうか、なんで女を連れて行く必要があるのか?答えが曖昧なので、適当な疑問を投げかけると、あれは強制的に見せられた仮想現実的な世界?だとすれば、洗脳が弱すぎる!ていうか一人で行け!一人で一生夢見てろ!そっちの方が洗脳が解けたりしないから、問題起きないだろうが!ばか!そして空の卵とか飛行機の墜落とかテリトリーの管理とか、システム設計もセキュリティも甘すぎる!そもそもじゃあ現実世界のお仕事はどうなったんですか、っつー話も気になる!失踪ならばそれはそれでカルト的団体による拉致、強制洗脳みたいな社会問題化しそうだ!あと、ずっと寝かせてるのだとすれば、床ずれが気になる!いや、ほんと、マトリックスもそうなんですけど、床ずれが気になってしょうがない。あと血流も悪いだろうなとか。え?思わない?うそーん。思うなあ。私は思うのです。

いや、もっとね、もっともっとハリー・スタイルズを狂信的な性別役割分業信奉野郎、女を籠に閉じ込めたくて仕方ないヤバい奴にすればいいと思ったんですよ。割と早い段階で、電気ショック与えましょうや、みたいたことを自分から提案するくらい。なんか、いまいちそのあたりが弱くて、しっくりこなかったんすよね。映画での描かれ方程度だと、日本の男性の方が頭から性別役割分業を信じているので、よほど狂信的な、ヤバヤバな存在に映ると思う。あるいは、『1982年生まれ、キム・ジョン』の雰囲気の方がよほど怖い。そうそう、サスペンスのくせに、現実より怖くないってどうなんだ!みたいな。

うん、もっと現実パートの、変な思想のYouTube見すぎて頭沸いたハリー・スタイルズを描いた方が、「あー、陰謀論系ヤバすぎ」みたいな、現実の怖さを浮き彫りにできたような気がするし、そこが見たかったのに、わりと端折り気味で「はい、わかったでしょ?」くらいに扱われたから不満なのかも。いや、わかんねーよ!ていうか、そっちの方を本題にしてくれ!みたいな。ていうか、あんな風に参加させるんじゃなくて、現実に洗脳した上で同意を得て参加させないとダメじゃない?なんつーか、カルトをちゃんと描いてほしかったなあ。現実の方がよっぽどカルトなんだよなあ、なんかなあ。

というわけで、総じて、あとちょっと足りてない、と思いました。男たちを全員もっとダサめに、ヤバめに描いて、なぜ彼らが立てられる社会がここにあるのか?みたいな疑問抱かせて欲しかった。違いますかねえ。わかんねえな。ただ、古き良きアメリカ?イギリス?の再現と、フローレンス・ピューはよかった。フローレンス・ピューはよい。ほんとうに、映してるだけで映画になる。サランラップを顔に巻くこともできる。

 

映画『シスター 夏の分かれ道』を見る。長いよ!長いよ!何回同じ展開やるんだよ!一周目で最後の結論に持っていけたよ、十分だよ!何回血のつながりと自分のやりたいこと天秤にかけては弟選ぶんだよ!四回くらいやってたぞ、疲れるわ!ていうか、最後の結論は弟選ぶのかよ!おかしいやろ、叔母さんの涙のメッセージはなんだったんだ!ばか!それなら、「お姉ちゃんからは会いに来られないから、僕が迎えに行く」くらいのこと言わせてやれよ!あの弟、ずっと姉ちゃん姉ちゃんしか言わなくて、ひとつも成長しないじゃないですか!途中寝かけながら必死で目を開けて見てた。叔母さんのエピソードだけがよかった。ロシアに出稼ぎに行ったり、弟のために大学進学を諦めたり、家族の世話だけしてここまできたり。っておい!『ドントウォーリーベイビー』よりホラーな現実ががあるじゃねーか!なんなんだよ!叔母さんの献身もむなしく、親父は主人公の裸を覗いたことがあるらしいし、息子は殴ってきたことがあるらしいし、クソじゃないか!ほんとホラーだわ!情けないおじさんのエピソードとか、マジで要らんのではないかなあ。あの俳優の存在感はよかったし、連ドラならいいのだけど、二時間見させられる身としては邪魔でしかなかった、なんなんだろ。

ところで中国の葬式では麻雀をするんですか。楽しそうですね、牌も大きくてつかみやすそうだなと思いました。

 

M-1グランプリの予想は、ヨネダ2000、男性ブランコロングコートダディ。ヨネダ2000の優勝と見た。ヨネダ2000は審査員によっては受けてても低い点数みたいなことがありそうですが、いやいや。キュウにも期待しつつ。

敗者復活は、ハイツ友の会に来てほしいけど、現実的な予想としては、ミキ、かもめんたる、オズワルド。

M-1らしさでいえば、真空ジェシカさや香だけど、そこは裏切られることを期待したかったり。

楽しみだ。