Nu blog

いつも考えていること

ねほりんぱほりん

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「あけまして ねほりんぱほりん▽大好評の7本をドーンと放送!朝まで煩悩まみれ!!」を観た。

 

コンプレックス(=愛憎入り混じる執着心?)ってのは、人を縛り付ける鎖だったり、何かに取り組むためのガソリンであったり、崖から背中を押してくれる死神だったりする。

 

サークルクラッシャーが抱く「自分が何者でもないこと」へのコンプレックスは、1位でなければ意味がないと自身を縛り、サークラとして男性を誘惑する原動力となり、子供を手放すきっかけとなっていた。

 

少年院に入っていた男性はかつて先生に反抗したら褒められたことがきっかけで悪いことを始めた。

褒められたい、認められたいといういわゆる承認欲求もまたコンプレックスと言えるだろう。

出院後の悪への執念は異様で、フランス語まで勉強する謎。

 

パパ活女子の手帳にぎっしりと埋まったパパたちとの予定。

かつて専門職を志したが、家計の事情で事務職、手取り14万円となった。

私的な富の再分配を企てる様は、お金へ仕返し、復讐するモンテ=クリスト伯のよう。

 

ゲーム廃人はもはやゲームが楽しくないと言いつつもゲームをする。

1分1秒を惜しみ、モンスターを倒す。

睡眠さえもボタンを押しながらと言うのだから、恐ろしい。

かけた時間が報われることへの執着がその人を動かす。

 

どうしようもない気持ち=コンプレックスが、その人たちの体を支えている。

人形を操る棒は、そのコンプレックスを目に見える形で表しているように思えた。

今年もいろんな人間に会えますように。