izumishiyou's diary

いつも考えていること

DJみそしるとMCごはん『コメニケーション』

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君と食べると不思議だね

豪華なおかずが無くても

みそしるとちょっとの漬け物でさえ

世界一のご馳走になる

DJみそしるとMCごはん『コメニケーション』を聴いた。

美味しいものは人類の奇跡だ。というおみそはんのコンセプトはいつの間にやらぼくの身に染みていたようで、自分の言葉のようにすんなりと打ってしまって驚いている。

最近バルミューダの炊飯器を買いました。一人暮らしを始めたばかりの頃買った、5年選手の炊飯器もとうとうお役御免になりまして。

買い替えて初めて食べたバルミューダのお米は、つい昨日まで使っていた炊飯器には悪いけど、まったく味が違っていた。お米の味がちゃんとしているなあと感動。というか、昨日まで食べていたお米ってなんだったんだ?というような。

あと、実家からサツマイモが送られてきたことがあって。ぜんぶ焼き芋にするわけにもいかないし、どうしようか、なんつってバターで焼いてみたりして。飽きて。そしたら、料理家の土井さんが何でも味噌汁にぶち込め、と言っていたので、そのバターで焼いた芋をぶち込んでみたらこれが美味かった。そもそもバターと味噌って合うもんな。

みそしるとごはんを味わう贅沢さ。さて、これはもうそのままアルバムの感想でもあります。

 

冒頭『ライスマイル』の多幸感。ライスマイルとかコメニケーションとかパラライスとか、食育推進系の団体が使いそうなダサいダジャレも、おみそはんが使うと可愛くなる。炊きあがった時の音が後ろで鳴るのが面白い。どことなくポンキッキーズ感のあるメロディの『恋はコメ色』。ストーリ仕立ての歌詞にはお米のブランドが散りばめられている。生産者の思いが詰まったブランド名を引用して再構築する。ヒップホップ精神ここにあり。にしても「ほしたろう」ってどんな奴や。関取花との『おにぎりはお守り』。最後の「おにぎりはお守り」のリフレインでクラップが入って、思わず笑ってしまったが、絶対ライブで楽しい一曲。自分に自信のない女性をモチーフとした歌詞は、綿矢りさの小説のよう。ONIGAWARAとの『米舞☆米舞』のポップさはアルバム一。トラックがクール。90年代感がたまらん。『ライスッス』は電波ソング(ほめことばとして!)。ロンブーの田村淳が昔やってたもずくの歌を思い出した。そんな『ライスッス』の後でいきなりアーバンな楽曲『CITY RiCE』。生姜焼きの歌詞、めっちゃ食べたくなります。ヒップホップのオールドスクール感ある『わたし、ごはん』はトラックがSHINCO。「ご飯が炊けるや」を「ハレルヤ」のように歌う。ハレルヤは歓喜を表しているわけだから、ご飯が炊けることもまた歓喜であろう。米米CLUBとの『どんまい』。最後のサビに向けての盛り上がりがすごく素敵。コラボが米米CLUBというのもあるし、トラックの雰囲気も、おみそはんは90年代再発掘をしっかりしていて、頼もしい(「夏と先輩なんです」はかせきさいだぁ広末涼子!目の付け所が違う…!)。にしても「米噛みクラブ」て。

というわけで、大変に楽しい1枚となっておりました。各地でのリリースイベント「よそり会」も気になるところでしたが行けませんでした。リリースイベントでご飯をよそうって、パンクすぎる。

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