diary

いつも考えていること

5月場所千秋楽〜雑多な感想

縁あって、千秋楽も観に行くことができた。千秋万歳。今場所は久々に楽しんで観ていたと評判の私でした。

https://amd.c.yimg.jp/im_siggyIZAHuXTA5AQxeME02ywDQ---x400-y332-q90-exp3h-pril/amd/20170528-00000093-jij-000-7-view.jpg

  • 白鵬全勝優勝について

38回目の優勝、13回目の全勝優勝。自身の持つ記録を更新した白鵬の今場所の充実ぶり。

高安に対して頭をつけた相撲。玉鷲との立ち合いの間合い。照ノ富士との攻防。日馬富士の寄りを耐える下半身、上手を切る技術。「負けない相撲」これにあり、今場所の白鵬の相撲は"いつも通り"カッコよかった!

1047勝は間近、優勝40回もあと少し。偉大さは数字だけで表せるものじゃないが、その記録は伸び続ける。

にしても、今回の優勝インタビューは最高に可愛かった。「力士としては初の断食、あとヨガ」って自慢気なところ!「血管年齢25歳」のくだりなんて、言いたいから言った感が最高である。「これからもがんばれー!」というぼくの叫びが、本人にだけ分かるくらい小さく、微かにNHKの中継に入り込んでいたのは、ぼくだけの話。

 

今場所の立役者は誰かと問われれば、この2人だとぼくは思う。彼らの活躍について言わない人がいれば、好角家としてはいささか信用ならないんじゃないか。

日馬富士。千秋楽はもとより、前半戦の連勝が見事だった。嘉風をギュッと抱いたのが素敵でした。勝負の後はハグ、を正式なルールにしたいくらいです。日馬富士の気迫は本当に魅力的。一番一番が生き様です。しかし、しかし、御嶽海に負けてなければなあ、高安にも勝ててたなあ、ああ、そんなこと、ぼくよりも本人が思ってるだろうなあ、悔しいなあ。

照ノ富士。初日と2日目こそは心配だったが、そこから怒涛の11連勝。立派過ぎる。さらに、千秋楽の高安との一戦であの気迫。高安は土俵下で何度も頭をひねって悔しがっていた。大関の意地を見せつけたホットな一番だった。しかし、この活躍にもかかわらず14日目、優勝がなくなった照ノ富士に「もう終わり」と終戦宣言をさせたのは、マスコミ等々周囲がきちんと彼を評価していないからではないか。つまり、先場所は優勝に準ずる成績で、今場所は準じないまでも幕内で2番目の成績ではあったのだから、各位、稀勢の里と同様に来場所の「綱取り」に言及すべきなのだ。それがないのはおかしい。少なくとも「来場所、高いレベルでの優勝なら昇進あり」くらいのことがないのはおかしい。

本当に、こういうダブルスタンダードはムカつく…。

 

今回の三賞は、かつての「受賞者なし」時代よりマシだが、しかし、割と謎である。

まず、高安が技能賞のみ。おかしい。殊勲賞を与えないのは、豪栄道日馬富士に対して失礼ではないだろうか。

そして、宇良に技能賞かなんかあげてほしい。今場所の宇良は勝ってました。勝ててました。素晴らしい。前に出られたからこその技だと思うので、来場所以降、さらに対策を練られてもなお通用するか。対策を上回る力強さを身につけるしかないと思います。あと、かわいい。

貴景勝にも敢闘賞くらい与えて良いように思う。貴景勝はいい。体躯がいい。そして全身を使って相撲を取っている。とてもいい。

栃ノ心も、内容はらしくない相撲が多かったかもしれないが、12勝あげている。誰も取り上げないが、評価すべきではないか?少なくともノミネートはされるべきだ。

三賞の選考はどうもふわふわっとしていて、挙手制の総意でやるから、一貫性がないように思う。委員会の責任者が、外にいるぼくからすると誰か分からず、不透明で、結果、疑問が出てくる。観客の声を取り入れる必要まではないと思うけど、三賞の受賞条件を明らかにし、一貫性を持たせてほしいと思う。

三賞力士が全員、千秋楽を負けたのはなんだか可哀想だった。

 

初日こそ4横綱揃ったものの、5日目に鶴竜、11日目に稀勢の里が休場。

それぞれ怪我があって、仕方のないことだ。両人とも無理は禁物。

稀勢の里の休場は、千秋楽を白鵬-日馬富士にしたので、よかった。これが稀勢の里-日馬富士だったら、少し違った場所だったろう。14日目の稀勢の里-白鵬と合わせて、連勝とかしていたに違いない。で、結果は8-7だったりしたら、どう反応したらいいか分からんことになってました。もしそうなってたら、の話。

鶴竜は今年の残り3場所、どこかで優勝してほしい。もちろん日馬富士にもだけど。鶴竜の柔軟な相撲がまた見たい。待ってます。

 

十両、そんなにちゃんと見られてないのだけど、終盤の混戦ぶりはすごかった。

無事、千秋楽は本割の一騎打ちとなってよかったです。

来場所の顔ぶれ、微塵も変わらなさそうでなんとも…。

 

  • 来場所について

白鵬の2連覇? 今のままならあり得ることだし、期待したい。日馬富士の意地もまた見たい。稀勢の里鶴竜は怪我を治して。4横綱全員皆勤は、来場所でなくともいいから、いつか成してほしい。

一番の期待は照ノ富士。そろそろ賜杯を抱いた笑顔が見たい。

高安の活躍にも期待。終盤で星を落とさないようになってほしい。これからは終盤に上位戦があるので、なおさら。

玉鷲、今場所2桁勝ったので、来場所も2桁期待。なんか強い、玉鷲。

正代、北勝富士、貴景勝らが幕内上位で、横綱大関戦が組まれると思うので、活躍に期待したい。宇良は上位戦はまだだろう。来場所はさらに上に行くために重要な場所となる。

余計なお世話だろうけど、遠藤と逸ノ城が心配。どうして遠藤は筆頭で負け越してしまうのだろう…。三役が雲の上のよう。御嶽海は小結で勝ち越している。口惜しかろう。逸ノ城もあの位置で8勝7敗。二人ともがんばれー!(もう頑張ってるか)

 

  • 運営について

相撲協会は運営が大変だろうなあと思う。関係組織が多すぎる。人気を維持するために、色々やらないと不安になるのだろう。にも関わらず、「変わらない魅力がどーのこーの」と説教垂れてくる人もいるから、大変だろーなー(他人事)。

しかし、根本は土俵の充実しかないし、それを期待する人は継続性がある、と信じてほしい。力士好き、文化好きの人らは引退や少しの変化で離れていきやすいのだから、しっかりとスポーツするしかないと思う。

そのために、以前から申し上げているが、立ち合いを整備してほしい。今場所も「あれは成立?」「これは不成立?」事案が割とあった。「よーいどん」にしてほしい。現代の相撲において、息を合わせることは難しすぎることなのだから。

に、しても、少し先のことだが、8月の巡業は過密スケジュールすぎでビビる。東京巡業は要らんのでは…? 毎年恒例のKITTEに加えて、お台場まで。うーん、ナイターか。行ってみたい…。

 

そういえば、朝赤龍と佐田の富士が引退。それぞれ親方として協会に残ることができるようで何より。

 

雑多に相撲の感想でした。おつかれさまでした。