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izumishiyou’s diary

いつも考えていること

婚活で結婚できるのか―やることがヤマ積み

世間からの問いかけ 今、ぼくは27歳だ。 同級生は男女問わず、結婚した人と結婚したい人と結婚しなさそうな人に分かれている。傾向として、結婚したい人の多くは女性で、結婚しなさそうな人の多くは男性だ。 結婚を人生の指標に位置付けたくはないけれど、27…

コンビニを使わないに至る過程、またははっきり言ってめんどくさい

コンビニのエロ本って誰が買うのだろう。 どうして単身者の少ない団地やマンションにエロいチラシが入れられていたのだろう。 不思議だなと思ったとしても、なぜか不思議と言ってはいけない雰囲気もまた不思議。 エロいものは子供に見えないところに置いてほ…

戦争によって失い、言葉によって取り戻すーミュシャ展『スラヴ叙事詩』の感想

www.mucha2017.jp ミュシャ展を観た。 『スラヴ叙事詩』20作がメインの本展。チェコ国外において、全20点まとめて公開されたのは世界で初めて。 ミュシャと言えば、アール・ヌーヴォーの代表、装飾性豊かに女性を描いた華やかなポスターのイメージが強く、油…

映画と音楽と本の感想

・オリバー・ストーン『スノーデン』 パソコンについているウェブカメラが遠隔操作され、室内を覗かれているかもしれない、と知ったら、急いでパソコンのフタを閉めたくなるだろう。 覗き見の犯人が国家の諜報機関だろうが、テロリストだろうが、ただの窃視…

日本はもうダメだ論の未来―上野千鶴子の炎上及び後継としての三浦瑠麗

先日の土曜日、2/11は建国記念の日で祝日。 土曜日が休みの自分としては、休日と祝日が重なってしまって、残念だった。 その日、上野千鶴子氏のインタビュー記事が炎上した。 上野千鶴子「日本人は多文化共生に耐えられないから移民を入れるのは無理。平等に…

青春の日々にこそ

『沈黙』以来、キリスト教や神について考えてばかりいるのですが、それは前に書いたものに任せるとして。 遠藤周作原作 マーティン・スコセッシ監督『沈黙』より - izumishiyou’s diary ふと讃美歌を開いたら、スラスラと歌えるものがいくつかあることに気づ…

「未来を花束にして(原題:SUFFRAGETTE)」の感想

映画「未来を花束にして(原題:SUFFRAGETTE)」を観た 1900年初頭のイギリスで、女性参政権を求めて、店への投石や爆破、ハンガーストライキ等々「言葉より行動」で動いた女性たちを描いた物語。 日本版と諸外国版とで、ずいぶんと印象が違うことで話題に。…

遠藤周作原作 マーティン・スコセッシ監督『沈黙』より

遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督『沈黙』を観た。 感想を、要点をまとめて書きたいと思うけれど、難しい。映画を見終えた後に『沈黙』や『海と毒薬』『白い人・黄色い人』等、中学生の時の推薦図書だったが、当時は流し読みしかしなかった作品を改…

『日本におけるキュビスム―ピカソ・インパクト』展の感想

埼玉県立近代美術館(MOMAS(モマス))の企画展『日本におけるキュビスム―ピカソ・インパクト』展に行った。 www.pref.spec.ed.jp 日本における「キュビスムの受容」に着目した展覧会、と聞けば、それだけでもう面白いだろうと思わせる企画力の強さを感じる。…

稀勢の里の特別さについて

稀勢の里が優勝し、横綱になることを書かない、なんてことはあり得ない。 一相撲好きの感想。 稀勢の里は不思議な力士だ。左からの強烈なおっつけで鶴竜をなぎ倒したり、白鵬・日馬富士を圧倒したりしたかと思えば、得意の左四つで大関に上がりたてだった照…

考えの異なる私達をつなぐもの―until you consider things from his point of view

成人式について、昨年も気になったことなのだけれど、結局もやもやしたまま書けなかったことを今年は書いてみたいと思う。 まずはこのツイートから。 毎年流れる「荒れる成人式」のニュース、なんかこう、この人たちにとって最高で最後に輝ける舞台が成人式…

東京とは何か、あるいはその非・特別性について、または住めば都

ぼくは兵庫県出身だ。就職を機に東京で暮らし始め、この4月でもう6年目になる。 いつまで経っても関西弁を直さないので、初対面の人には「どこのご出身ですか」とか「関西の方ですか」とか「まだ東京に来て日が浅いんですか」とか言われることがしばしばあ…

いつか女性らしさが消える日に結婚が趣味になるのだろうと思う

2016年の紅白歌合戦は、星野源の「恋」を期待して観たのですが、NHKの前々からの乗っかり具合から、出演者みんなで踊るくらいの演出があるかと思いきや、司会の相葉雅紀と有村架純がちらりと踊って、期待の新垣結衣も恥ずかしがった様子で少し踊った(かわい…

2016年を振り返って

2016年の自分のツイートを見返してみたら、ああ、こんなことがあったなあ、なんて思ったので、トピックごとにまとめた。 相撲 ぼくは2016年の目標を「土俵の充実」と定めた。 これは前年11月の北の湖理事長の死を受けてのことだったが、7月に千代の富士が亡…

2016年の朝ドラのこと

2016年を振り返ろうと、年の瀬らしいことを思った時に、なぜか朝ドラのことがよぎった。 NHKの朝の連続テレビ小説のこと。 なぜなのか自分でも分からない気がしたけれど、いや、12月26日放送の「べっぴんさん」で主人公すみれの夫、紀夫くんが朝礼だとかなん…

「私たち」の(これからの)生き方―ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」最終話感想

ここまで来たら最終話の感想も書く。『逃げるは恥だが役に立つ』について。 最終話だけでも、もう3回観ている。 「これからも物語は続く」終わり方で、ぼくの生きる日常とつながっている感覚がしっかりとあって、ぼくはこういう物語の余韻が大好きだ。 ぼく…

胸が痛くて死にそうだ―ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」10話感想

「逃げるは恥だが役に立つ」の10話の感想。 平匡目線であらすじを言えば、 ついにみくりと結ばれた平匡。二人の関係はラブラブ。しかし、会社が経営危機になり、平匡はリストラされることに。平匡、それを機に、事実婚ではなく、ちゃんと入籍しようとプロポ…

あなたはマドンナ―ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」から

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を熱心に見ている。「問題のあるレストラン」と同じくらい熱心だ。 「問題のあるレストラン」と少し違うのは、友人と「火曜が楽しみで仕方がない」などと話せるところだ。 「問題の~」は、ツイッターで同じような考え方の…

もの見る力

円山応挙展を観に行った。 www.nezu-muse.or.jp 12/18までならもう一度行こうか、なんて思ってホームページを見たら、しれっと「国宝「雪松図屏風」、重要文化財「雨竹風竹図屏風」、「木賊兎図」、「龍門図」、「鵜飼図」等の展示は終わりました」などと書…

一瞬の永遠ー「聖の青春」を観て

映画「聖の青春」を観た。 面白かったけれど、興奮しながら他人に勧めるほどでもない。シン・ゴジラはその点、興奮して、口角泡を飛ばし*1勧めたくなったから、振り返っても恐ろしい。 シン・ゴジラは置いといて、聖の青春。 satoshi-movie.jp 村山聖という…

理性的?な選択ーアメリカ大統領選挙の結果

アメリカの大統領と言えば、自分にとってはブッシュ(子)とオバマだった。 ぼくの記憶が明確にあるのは、2000年代からなので致し方ない。90年代って誰が大統領だったの?って感じである。え、あ、それがクリントン(夫)とブッシュ(父)だったのか…。 それは…、…

「共有」のエンターテイメントー雑誌「BRUTUS」の漫才特集から

エンターテイメントは、その時代を生きる人々の想像力の最先端だ。 以前、お笑いやテレビ番組について、そんなようなことを書いた。 その時はジャルジャルやアルコアンドピース、有吉の大喜利から「本音」がトレンドで、笑いが作り出してきた虚構が告発され…

It's not your faultー電通の労災から

電通に入社して1年目の女性が自殺し、それが月100時間を超える超勤による労災として認定された。 www.asahi.com 問題は長時間労働だけでなく、パワハラやセクハラもあるようだが、真相は分からない。 ぼくはこの国の労働は大雑把に2つに分かれると感じてい…

どうして抱かなきゃならなかったのか?

映画「SCOOP!」を観に行った。 予告編を見た時にこれはチャラそうだな、面白そうだなと思ったのがきっかけなのだが、本音を申し上げて期待外れだった。 期待外れだったと言うだけで感想を書く気はなくて、「これは許せない」という点があったので、感想を書…

可謬性の否定ー志布志市ウナギ動画

志布志市には一度だけ行ったことがある。 友人と九州を旅行したその最終地点、フェリーに乗って帰るためだった。 数少ない電車を乗り継ぎ、たどり着いた志布志市での滞在時間は確か一時間もなかったと思う。ご飯を食べるでもなく、そそくさとその地を後にし…

諦めの終わり、私の始まり―量産型女子の個性の行方

毎度自分のネタ元が朝日新聞しかないのであるが、先日「声」欄、読者からの投稿欄に面白いのがあった。 「声」欄はおもしろい。偏っているなどともいわれるが、最近は読者間での意見のやり取りも多く、多様な意見をすくい上げることで盛り上がっている。 dig…

傷跡は消えない

もう1ヶ月も前になるのか。 今さらだけど、下書きのまま置いておくのももったいない。 その朝、その記事を読んで、「なんじゃこりゃ」と違和感を覚えた。笑えばいいのかな、とも思った。少なくとも鼻で笑った。 「悩んで読むか、読んで悩むか」という書籍コ…

Don't Look Back Into The Sun

SEALDsの活動、特に野党共闘を促した参院選や東京都知事選について、に対して思うことは、「時代は変わっていた」だった。それは、よもや肯定的な評価でなく、もちろん否定的な意味合いである。 なぜ岡田民進党は立憲主義がどーのこーのなどというお題目しか…

鑑賞するための戦い―モエレ沼、水の教会の感想とその他

モエレ沼公園に行った。 moerenumapark.jp ただの公園ではない。イサム・ノグチという彫刻家が「地球を彫刻」した結果がこの公園なのである。 自転車を借りて、2時間走り回った。 青空、白い雲が広がり、緑に囲まれる。草が揺られ、風が目に見えた。 山があ…

人権を明らかに侵害しても、なお。

7月の中旬、天皇が生前退位の意向を持っている、と唐突に報道されたのは不思議だった。 参議院選の最中で、東京都知事選の候補者が誰になるのか、という政治の話題に尽きないはずのそのタイミングで、天皇が云々等々報道され、ぼくとしては「なぜ選挙のこと…

とんちんかんなのは誰か?―政治が要らなくなる時

国民が政治に無関心なのは良いことだ。 なぜならみんな、現状に満足しているのだから。 と、喝破したのは筒井康隆だったような、あるいは高校の時の友人だったような。 立憲主義や民主主義といった近代社会の基本的な考え方を見直し、破壊させてはならない、…

モランディと野十郎ー世界と遊ぶ、静かな反抗心

ジョルジョ・モランディと高島野十郎という二人の画家に最近、惹きつけられて止まないでいる。 展覧会を観に行くまで、その名前すら知らなかった画家だったけれど、観てしまったら忘れられない存在になった。 ジョルジョ・モランディ。 1890年、イタリア・ボ…

NEW ORDERのライブの感想

New Orderのライブに行った。 同じタイミングで小沢健二もライブをやっていたのは当日、ツイッターを見て知った。 もし知ってたらどちらに行くか悩んでただろーなーと思うので、知らなくてよかったのかもしれないし、知っていても僕はニューオーダーに行って…

「霜降り紅白歌合戦」は2010年代の「今夜はブギー・バック」だ―"DJみそしるとMCごはん"について

DJみそしるとMCごはん、この名前自体は前から知っていたのだけれど、ここまで何度もリピートして聴くことになるとは…。 「おいしいものは人類の奇跡だ」をコンセプトに、くいしんぼうHIPHOPとして食事、料理を題材とした楽曲を制作し、2013年にデビュー。 ぼ…

役立たずの思想

「日本すごい」系のテレビ番組や雑誌の特集、書籍が増えている、と言われている。 実感としては、確かに増えていると思うけれど、本当に増えているのか、と言われるとデータ的なものを見たことがないので、なんとも。 新しくオープンした「東急プラザ銀座」…

白鵬がんばれ

白鵬は、そんなに悪いことをしたのか? そんなに批判されるようなことをしたのか? ぼくは、断固、白鵬は悪くない、と言う。 ぼくは白鵬のファンであり、白鵬を贔屓しているからだ。 ぼくが相撲を観始めた時、白鵬は若かった。強く、これからもどんどん強く…

ニューヨーク旅行記

2月の終わりにニューヨークに行った。 あまり言いたくないが、ニューヨークやら東京やら、パリやら、どこにせよ世界中の都会というのは、テロが怖い。 パリでの同時多発テロが2015年11月13日。 ぼくがこのニューヨーク旅行を予約したのはその一週間程度前の…

死にやすくなるために

オチ書きますのでご注意ください。 koinouzu.info まず、「貧困」が表されている事に注目したい。 象徴的には男性がフリーターであり、家の名義は彼女のものである等経済的に女性に依存していることが挙げられる。 男性陣で正規雇用で労働している人がいない…

メディアは差別を助長するー2016年初場所について

メディアは我が身を振り返り、自分のなすべきことを考え直すべきだ。 メディアは世間の代表であること(世論の鏡だとか公器だとか自負だけは立派)を盾に「既にある差別」を増長するような行為を止めてほしい。 何をそんなに怒っているかといえば私の数少な…

妻が働く理由

安倍首相が、予算委員会に置いて実質賃金が下がっていると指摘され、「パートが増え、1人当たりの賃金が低く出ている」と説明し、その例え話として「妻は働いていなかったが景気がよくなって働くことになり、私が50万で妻が25万なら75万円。2人で働くと平…

新聞営業マニュアル

新聞の勧誘が来た。 祝日の昼下がりのことである。 ぼくは無防備なことにとりあえず扉を開けた。てっきり、すでに購読済みの朝日新聞の集金だと思ったのである。 「新聞、取ってますか?」という二十歳代前半と思しき、気の弱そうな青年の声は震えていて、ぼ…

自分の中の偏見に気付く

自分の心の中にある偏見に気がつく瞬間の怖さ。 大晦日、あと何時間かで2015年も終わる時間帯、紅白までまだあと少しある夕方、他に観るものもなくEテレをつけたらば、その番組がやっていた。 教育番組を対象とした「日本賞」というのがあるらしく、そのグ…

あちらこちらに飛んでいく

なぜぼくはこんなにも長々と書くのか。 ブログやSNSといったインターネット上における情報の伝播においては、簡潔に事実をまとめ、単一の論点を提示し、読み手に示唆を与えることが最も効率的であろうことは明らかだと思う。 そうした記事が拡散し、話題とし…

自分の目にある丸太、他人の目にあるおが屑

人を責め立てるのは、たぶんあるいはとても気持ちの良いことだろう。 なぜならば、自分に理があり、義があり、善がある、と疑って信じないから、もはや敵なし、揺らぎなし。 ただひたすらに相手を責め立てることは、もしかするとその人にとって癒しかもしれ…

20151216夫婦同姓合憲判決

民法第750条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。 は 憲法13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必…

「お金の使い方→10代の反抗期→営業→人間性の喪失」

「営業」と聞くと、怖がってしまう自分がいる。 10代の自分は、服を見ていると寄ってきて「サイズありますので〜」みたいなことを言ってくる店員は避けていたし、マクドナルドの「ご一緒にポテトはいかがですか」すらも嫌いだった。 家にいて、運悪く営業の…

今年の美術鑑賞の感想

先日、京都に行って琳派りました。 楽しかった! 今年はたくさん琳派りました。 ・京都国立博物館「琳派 京を彩る」 rinpa.exhn.jp ぼくが行った際には俵屋宗達と酒井抱一の「風神雷神図屏風」と酒井抱一の「夏秋草図屏風」が並んでおり、尾形光琳の「風神雷…

ぼくは祈らない。

Facebookのアイコンをトリコロールにしたからといって、誰も彼もを批判するつもりはないけれど、中学高校あたりの同級生がそれをしているのを見かけて、考え込んでしまう。 たとえばこの間はLGBTの権利が認められたとFacebookのアイコンをレインボーにするの…

志は低く、機嫌は良く―深澤真紀さんの講演を聞いて

深澤真紀さんの講演会に行ったら、面白すぎたのでメモ。 印象に残ったところだけかいつまんで書かせていただきたいが、深澤さんはとてもお話がうまく、かいつまんだ内容だけを見るよりもちゃんと講演を聞きに行って、その全体を聞いてもらいたい。ぜひ、他で…

同性愛、夫婦別姓、結婚、少子化、コスパ

なぜ人は「子ども」のことを考えるのか、というのが最近気になる。 きっかけは、渋谷区パートナーシップ証明のニュースに対するヤフーコメントからだ。 「同性婚は少子化に役立たない」とか「恵まれない子を引き取って育てるくらいの責任が必要だ」とか書い…