Nu blog

いつも考えていること

「目の見えない人は世界をどう見ているのか」

一番大切なことは「4本足の椅子から、一本足を抜くのではなく、元から3本足の椅子を想像すること」である。 視覚が奪われている状態に同情するのではなく、視覚がない状態が「通常」の場合の感覚を知ること。 トイレ内の地図を表す点字が正解なのか、テープ…

郭沫若について

タモリ倶楽部で「よだれ鶏」の回があった。 「よだれ鶏」の名付け親は、郭沫若という作家らしい。当然のように紹介して「誰やねん」というツッコミが発生。 なんとなく気になって調べたら、これがなんか酷い人なんですよ。 検索して出てきた論文の冒頭には「…

映画

・マトリックス この映画、こんな面白かったんですね。幼き頃に観て以来だったので、諸々忘れてました。ラスト、扉を選ぶシーンがあったような気がするのですが、あれは「リローデッド」ですか、そうですか。 ロングコートに二丁拳銃、壁を蹴上がって飛び回…

「腐女子、うっかりゲイに告る」

「トクサツガガガ」に続き、NHKがまたいいドラマを作った。 「腐女子、うっかりゲイに告る」である。 「ひよっこ」で豊子を演じた藤野涼子がBL好きの腐女子を、そしてその腐女子が恋する同級生を金子大地が演じる。 タイトルがミスリードを誘発しているのだ…

相対性理論と集団行動

ポップ・マエストロ、真部脩一。 相対性理論の初期作品、特に衝撃的なファーストアルバム『シフォン主義』、そしてセカンド『ハイファイ新書』を作った人である(『ハイファイ新書』の作詞作曲は相対性理論名義)。 『シフォン主義』はすごかった。「スマト…

柴田聡子LIVE

柴田聡子のワンマンライブに行った。 MCなしのぶっ通しで、柴田聡子のいい意味での「頭おかしい」ところがたっぷりであった。CDで聴いているだけではわからない凄みである。 相対性理論が素っ気なさによってあえてサービス精神を廃していることを思い出せば…

相撲で接待

去る五月二十六日、大相撲夏場所千秋楽、アメリカの大統領ドナルド・トランプ氏が日本の首相安倍晋三氏に連れられ、相撲観戦においでなすった。 結び前五番、前日十四日目に優勝の決まった朝乃山の取組からの観戦である。 升席を買い占めたとか、椅子を置い…

相対性理論「変数Ⅱ」

相対性理論の「変数Ⅱ」を観た。 舞台前面に映像を投影する薄い幕が張られ、演者を直視することが遮られていたから、もしや神の域に達してしまったためやくしまるえつこを直視することは禁じられたのだろうか、あるいは簾の向こう側にいて直視することを禁じ…

美術館巡り

5月の平日、有給休暇を取得し、美術館をぐるぐるぐるぐる参った。 ・東京都博物館「クリムト」展 「ヌーダ・ヴェリタス」「ベートヴェン・フリーズ」・・・、どこかジョジョのスタンドみたいなタイトルであり、そのとおりかっこいい作品である。 装飾のひと…

姫野カオルコ「彼女は頭が悪いから」

「蝿の王」ばり、ひさびさに読んでて辛くてしんどくなる小説だった。 東京大学の学生による強制わいせつ事件にまつわる物語。 昨年末、東大で開かれたブックトークがかなり話題になった。その時に図書館で予約して、ようやく借りれた次第。 ブックトークは小…

名探偵ピカチュウ

あまりにも毛がふさふさなピカチュウだったので、思わず観に行ってしまいました。 ピカチュウの毛はふさふさだし、リザードンやフシギダネの皮膚はかっさかさだし、ゲッコウガはヌルッとしていた(結構知らないポケモンがたくさんいた。金銀世代の限界である…

堀越英美「不道徳お母さん講座」

副題は「私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか」である。 二〇一八年度から道徳が教科となり、子供たちは伝統と文化を尊重することや家族愛、規則を尊重することを授業の中で教えられることとなった。 母親が無償の愛で子供に尽くす物語を読ませられた…

納得いかない

生前退位についての報道があったときにも書いたのだが、どう考えても天皇制ってのは私には納得のいかない点が多すぎる。 けれど、多くの人が改元騒ぎを楽しんでいたようなので、日本国民の多くは天皇制を肯定していると思うと、割と暗い気持ちになる。 しか…

極端なことはあんまり良くない

四月三十日、連休最中に話題の映画「主戦場」を観に行った。 日本と韓国の間でくすぶり続ける慰安婦問題について、その論争の中心的な人物らへインタビューした作品である。 「中心的な人物」とは、これがなかなか面白い。というのも、櫻井よしこ、ケント・…

タピオカ

小学二年生くらいのはずである。甲子園球場の近くだったはずである。私がタピオカを初めて飲んだのは。 母親に連れられて、小さなお店に入ったはずである。それは熱い夏の日のことだったはずである。 一九九〇年代にもあったタピオカブームの時のことだった…

売本

ここ一年で結構本を売った。 昔は本を売ると同時に買ってしまって、プラスマイナスで蔵書数が増えていたものだが、最近は本を買わないから増えない。 図書館で借りてしまうばかりか、そもそも読書欲が薄くなった。なんだか、加齢による精力低下に悩むおじさ…

もう一度、大学生

この四月から、といっても実際は五月から、もう一度大学生を始めた。 ようやくかねてから心に抱いていた、学芸員資格および図書館司書資格の取得の、踏ん切りがついたという感じ。 でも、踏ん切りがついたのが三月末だったので、学習スタートが遅れたんであ…

ミツメ「Ghosts」

ミツメの「Ghosts」がいい。先行してリリースされていた名曲「エスパー」「セダン」「なめらかな日々」。軽快なメロディと不穏な歌詞に、毎日の暮らしを重ねられる。この人たちは、とても怪しい。音楽を通じて、どういうことを表したいかが巧妙に隠されてい…

ヘリーハンセン

最近はもうヘリーハンセンがお気に入りだ。ヘリーハンセンとは、衣料ブランドのことである。ノースフェイスやカンタベリーなどを擁するゴールドウィンが販売している。(初めて知ったが、東京オリンピックで日本人選手が獲得した十六個の金メダルのうち、十…

栃乃若

どうやら二〇一一年七月十五日に、栃乃若が良い相撲を取ったようで、iPhoneのメモ帳に 北の富士さん「直すべきところもたくさんあるけど、栃煌山も栃ノ心もうかうかできませんよ」 と書いてあった。で、その相撲を見てみたら、北太樹相手に、立ち合いは少し…

スーパーマーケット

関西に住んでいた頃、つまり子供の時分であるが、スーパーといえば「コープ」さんか「ダイエー」だった。あるいはちょっとしたものだけなら近所の小さなスーパー「たまや」さんもあった。 少し足を伸ばせば「いかり」と「ピーコック」があったのだが、高いの…

ゲーム

ニンテンドースイッチを買ってしまった。 ヨッシークラフトワールドがしたかった。 この一ヶ月、ずっとヨッシーをしていた。 一ヶ月かけてクリアして、いろいろ評判を読んでみたら、簡単すぎて八時間程度でクリアできてしまうとか、そんな評価だった。 すげ…

おやつ

十一時頃に食べるおやつは美味しい、とくまのプーさんが言っていた、ような記憶がある。 職場でわたわた事務処理やどうでもいい資料をつくっていると、お昼休みまでまだ1時間ある十一時頃というのは無性に腹が空いている。 朝ごはんから早四〜五時間が経っ…

勝手な妄想

中学生の時、ボイジャーというあだ名のクラスメイトがいた。 あだ名の由来は英語の教科書である。 であるが、英語の教科書と彼とがどのようにつながっているのか、私は知らない。 なので、私や周囲の人間は彼をボイジャーとは呼ばず、名字で呼ぶようにしてい…

広瀬姉妹写真展

随分前になるが(東京マラソンのやってた雨の日)、川島小鳥と藤代冥砂が広瀬アリス・広瀬すず姉妹を撮った写真展をやっていると聞きつけ、観に行った。 藤代冥砂と言えば、「月刊」シリーズももちろん、私の中では「最前線」である。「vol.1」とあるが、私の…

柴田聡子『がんばれ!メロディー』

「春らしく」明るく朗らかな曲調だが、「春らしく」どこかさびしみも感じるのである。 というのも歌詞を読むだけでも、結婚生活は楽しいばかりではないようだし(「結婚しました」)、二人の間は広がってゆくし(「ラッキーカラー」)、寝ても寝ても疲れてたり(…

戦争について考えない

徴兵制に関する三浦瑠麗の理屈が私は好きだ。 軍人と市民が明確に二分されていると、市民が軍に対し戦争を求めるハードルが下がり、むしろ戦争が起きやすいのではないか。で、あれば、徴兵制を採用し、市民を当事者にしてしまおう、という理屈。 大変、腑に…

グリーンブック

黒人のインテリ天才ピアニストと白人のガサツな用心棒兼ドライバーが黒人差別の根強いアメリカ南部を旅するお話。 車の色、ドン・シャーリーの服装、画面の色味が可愛らしい。 そして上質なコメディである。 ピザを半分に折って食べたり、フライドチキンの骨…

星野源を観る

三月頭に星野源のライブに行った。 訳あり席というのか、ステージが全て見えない席というのが発売されたので、抽選に申し込んだらすんなりチケットが取れた。ドーム公演のキャパはすごい。 足の小指を折っていたので、座っての鑑賞。周囲も同じ訳あり席仲間…

骨を折る

二月末に足の小指を骨折した。 幸いショボい骨折だったので、一ヶ月弱添え木(シーネ)を当てて過ごしただけで済んだ。 折れてない左足は革靴、右足は素足に包帯、そしてサンダルという不思議な格好で過ごしたので、すれ違う人皆に声をかけられ、治った際にも…